2007年09月12日
マスター波瀾万丈 vol.1
マスター波乱万丈
キッチン佐世保のマスター
中島 一敏さん(60)
マスター、美味しいね
といわれるのが何よりもうれしい
中島さんは長崎県佐世保の出身。店の名前は出身地に由来する。
若い頃は才能溢れる画学生。名門・武蔵野美術大学を卒業後
その画力を活かし、造船所の設計技師として十年勤務、
その後電源開発に移りオペレーターを二十年勤めた。
人生の転機になったのは昭和六十二年の沖縄転勤。
そこで中島さんは運命の人と出会う。
中の町で店をやっていた「早苗」のママ、末子さんだ。
ママに一目ぼれした中島さんは、ひたすら店に通い続けた。
「彼女の肝っ玉母ちゃんぶりに惚れました。
話がしたい一心であの頃で毎月四十万円くらい使ったかなぁ」と
少し照れくさそうに当時を振り返る。
しかし、そんな心弾む日々も長くは続かなかった。
六年の沖縄勤務が終了して広島に転勤になってしまったのだ。
転勤と同時に中島さんは転勤先の閉鎖的な空気に
すっかり滅入ってしまう。
思い出すのは楽しかった沖縄での日々。
中島さんは末子さんに電話をした。
すると末子さんは「悩んでいてもしょうがないから今のうちに
こっちに来て本当の友達を作ったら?
老後のこととか考えたら絶対そうした方がいいって」。
この一言で中島さんの心は固まった。
荷物をまとめて沖縄に着いた中島さんは度肝を抜かれる。
なんと末子さんは中島さんのために
新しい店とスタッフを用意していたのだ。
「一日も遊ぶ暇なんてなかったですよ。着いたその日から
もうマスターとして働いていました。僕にちゃんと仕事をさせて
一国一城の主としてプライドをもって生活してもらいたい、
という彼女の心遣いだったんです。嬉しかったですね」。
こうして、中島さんの沖縄でのマスター生活がスタートした。
スナックの他にもレストラン経営をするなど、
沖縄に来てからの中島さんの日常は多忙を極めた。
しかし末子さんと生活の時間帯がすれ違うのを避けるため
「佐世保」は現在の営業時間帯を選び、一人で営業することができ、
尚かつ元々好きだった料理を提供する「キッチン」という
現在の形に落ち着いた。
「佐世保」で楽しんでいただきたいのはやはり自慢の手料理。
その腕前は本格的。沖縄料理を中心としたメニューも豊富だ。
沖縄料理以外にもソーキのトマト煮や和風ステーキなど
オリジナルの創作料理も美味しいと評判が高い。
「根が凝り性なんで、美味しい物を作りたい一心で
採算は度外視しているもんだから家内からはあきれられています。
でも『マスター美味しいね』の一言が嬉しいから
つい頑張っちゃう(笑)」と目を細めた。
「これまでいろんなことを経験してきたけど、
ここに来て本当に良かった。
収入はサラリーマン時代の十分の一くらいまで減ったけど
楽しいことばかりです。友達もたくさんできたし。
何といっても素敵な奥さんが傍にいて今では孫も六人いる。
大事なものをここでたくさんもらいました。とても充実していますよ」
と話す中島さん、もうしっかりとこの地に根を下ろしているようだ。
今宵は中島さんとおしゃべりを楽しみながら、
心づくしの手料理で胃袋を満たしてみるというのはどうだろうか。
きっと優しい気持ちで中の町の夜を締めくくることができるはず。

▲キッチン佐世保 中島一敏さん
※とてもあたたかい人柄のマスターです。
おそばとか中身汁も美味しいです。
この店でWaiwai MOD‘Sのマスターと
中島さんと町子の三人のおしゃべりから
「中の町の中」がスタートしました。
このコーナーは読者が一番楽しみに
しているコンテンツでもあります^^
キッチン佐世保のマスター
中島 一敏さん(60)
マスター、美味しいね
といわれるのが何よりもうれしい
中島さんは長崎県佐世保の出身。店の名前は出身地に由来する。
若い頃は才能溢れる画学生。名門・武蔵野美術大学を卒業後
その画力を活かし、造船所の設計技師として十年勤務、
その後電源開発に移りオペレーターを二十年勤めた。
人生の転機になったのは昭和六十二年の沖縄転勤。
そこで中島さんは運命の人と出会う。
中の町で店をやっていた「早苗」のママ、末子さんだ。
ママに一目ぼれした中島さんは、ひたすら店に通い続けた。
「彼女の肝っ玉母ちゃんぶりに惚れました。
話がしたい一心であの頃で毎月四十万円くらい使ったかなぁ」と
少し照れくさそうに当時を振り返る。
しかし、そんな心弾む日々も長くは続かなかった。
六年の沖縄勤務が終了して広島に転勤になってしまったのだ。
転勤と同時に中島さんは転勤先の閉鎖的な空気に
すっかり滅入ってしまう。
思い出すのは楽しかった沖縄での日々。
中島さんは末子さんに電話をした。
すると末子さんは「悩んでいてもしょうがないから今のうちに
こっちに来て本当の友達を作ったら?
老後のこととか考えたら絶対そうした方がいいって」。
この一言で中島さんの心は固まった。
荷物をまとめて沖縄に着いた中島さんは度肝を抜かれる。
なんと末子さんは中島さんのために
新しい店とスタッフを用意していたのだ。
「一日も遊ぶ暇なんてなかったですよ。着いたその日から
もうマスターとして働いていました。僕にちゃんと仕事をさせて
一国一城の主としてプライドをもって生活してもらいたい、
という彼女の心遣いだったんです。嬉しかったですね」。
こうして、中島さんの沖縄でのマスター生活がスタートした。
スナックの他にもレストラン経営をするなど、
沖縄に来てからの中島さんの日常は多忙を極めた。
しかし末子さんと生活の時間帯がすれ違うのを避けるため
「佐世保」は現在の営業時間帯を選び、一人で営業することができ、
尚かつ元々好きだった料理を提供する「キッチン」という
現在の形に落ち着いた。
「佐世保」で楽しんでいただきたいのはやはり自慢の手料理。
その腕前は本格的。沖縄料理を中心としたメニューも豊富だ。
沖縄料理以外にもソーキのトマト煮や和風ステーキなど
オリジナルの創作料理も美味しいと評判が高い。
「根が凝り性なんで、美味しい物を作りたい一心で
採算は度外視しているもんだから家内からはあきれられています。
でも『マスター美味しいね』の一言が嬉しいから
つい頑張っちゃう(笑)」と目を細めた。
「これまでいろんなことを経験してきたけど、
ここに来て本当に良かった。
収入はサラリーマン時代の十分の一くらいまで減ったけど
楽しいことばかりです。友達もたくさんできたし。
何といっても素敵な奥さんが傍にいて今では孫も六人いる。
大事なものをここでたくさんもらいました。とても充実していますよ」
と話す中島さん、もうしっかりとこの地に根を下ろしているようだ。
今宵は中島さんとおしゃべりを楽しみながら、
心づくしの手料理で胃袋を満たしてみるというのはどうだろうか。
きっと優しい気持ちで中の町の夜を締めくくることができるはず。

▲キッチン佐世保 中島一敏さん
※とてもあたたかい人柄のマスターです。
おそばとか中身汁も美味しいです。
この店でWaiwai MOD‘Sのマスターと
中島さんと町子の三人のおしゃべりから
「中の町の中」がスタートしました。
このコーナーは読者が一番楽しみに
しているコンテンツでもあります^^
この記事へのトラックバックURL
http://obaka.ti-da.net/t1735758

