2007年12月10日

マスター波瀾万丈 Vol.5

(「中の町の中・11月号」より)



 串焼きバーリー李  

 ケニー・リーさん(39)
     
僕にとってこの商売は
  接客業じゃなく『友達業』


 香港出身の父と沖縄出身の母との間に生まれたケニーさん、
沖縄市山里で生まれ育った。高校はキングスクールを卒業。
十八の夏休みに露天業のバイトをしたことが
この道に入ったきっかけという。
その後、持ち前の英語力を活かして、リド、
満座ビーチホテルの中のディスコ、ミスティ、プレイヤーズ、
チャーリー、タラサBOB‘S CAFEなどの店長経験を経て、
現在の場所(AUショップの真後ろ、リバースの隣)に
「串焼きBAR・李」を二〇〇五年一月にオープンさせた。

店は赤と黄色をテーマカラーにした華やかな雰囲気。
天井には竜が、壁には虎が飾られているアジアンテイストたっぷりのお店だ。
色彩の使い方が大胆かつ繊細、
店内は色彩に溢れているのに落ち着いた雰囲気を醸し出している。
マスターのセンスの良さだろう。

 いろんな店の店長を歴任している間も、祭りともなると露天を出し、
串焼きを焼き続けてきた。
「祭りの雰囲気が大好きで、今でもどこかで祭りがあると出店しています。
自分で店を出すのならカクテルに合う串焼きの店を、と決めていました。
僕の串焼きは祭りのお客さんに鍛えられた味なんです」と話す。

 店の自慢の一品は『チャーシューの串焼き』。
チャーシューというとラーメンの具を思い浮かべる人も多いだろうが、
あっちはあくまで『煮豚』、本当のチャーシューは焼いた豚。
肉をタレに漬け込んで作るチャーシューは焼くとすぐ焦げてしまうので
串焼きにするのがとても難しい。
それをいつでも美味しい状態で出すために長い時間をかけて
様々な工夫を凝らし納得の一品を作り上げた。
「作り方は企業秘密です。美味しいでしょう?」とケニーさん、
勧められるままに食べてみた。なるほど柔らかでジューシー、
深い味わいのある一品だ。
店に来るお客さんの殆どが注文するという人気メニューだという。

 ケニーさん、実は帰化しており、日本名も持っている。
しかし、通り名は両親のつけてくれた「ケニー・リー」という名前を
ずっと使い続けている。「両親ともにすでに他界してしまいましたが、
外国からやってきて頑張ってきた父、その名前をどこかに残しておきたいと、
店に『李』という名前をつけました」とケニーさんは話す。
店名も、こだわり抜いたアジアンテイストの店の雰囲気作りも
自分のルーツへの誇りからだ。

お客さんとお話をするのが一番楽しいというケニーさん
「僕にとってお店は接客業ではなくて『友達業』、毎日楽しく営業しています。
まだ若いけど、経験は長いのでバブル時代の中の町もよく知っています。
小さい頃から見てきた中の町が元気がなくなっていくのを見るのは歯がゆい。
何とか盛り上げていきたい」と話してくれた。

色彩溢れる店内で、露天業で鍛え上げた自慢の串焼きをつまみに
美味しいカクテルを是非味わってください。



TEL 933-5460


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この記事へのコメント
うわっ、ここ行ってみたい!
コザのどの辺りにあるのですか?
次回いつになるかわからないけど行ってみたいです。
Posted by 南島中毒南島中毒 at 2007年12月11日 00:20
中の町のマップ(12月号)を
もし良ければ送りましょうか?^^

どこかでこっそり送り先を教えていただければ
マーカーつけて送りますよ~♪
Posted by 町子 at 2007年12月11日 12:43
ありがとうございます!
次にコザを訪問する前に町子さんにご連絡します。
そのときに教えてくださいませ~~~
Posted by 南島中毒南島中毒 at 2007年12月11日 22:58
是非是非ご連絡ください^^
楽しみに待っております
Posted by 町子 at 2007年12月12日 00:38